先日、新商品開発を進めるメーカーさんから相談がありました。
現在試作を進めているが、何か物足りない気がするというご相談でした。
その商品は現時点では、形と食感がウリです。
そこへさらに価値を足したいということでした。
価値は大きく分けて10個存在します。
味・商品名・パッケージ・素材・作り方・作る人・形・食感・社会性・実績です。
この10個の中でそのメーカーさんの商品は現時点で形と食感をとっています。
そこにさらに1つ付加するならば、それは素材であると思いお伝えしました。
今使っている素材をこだわり素材に変更することで、価値を上げるということです。
お客様に商品価値を伝える時に、POPやチラシやホームページなどを使います。
そこで表現されている内容こそ、お客様が購買を決める情報です。
その情報がエッジの効いたものであればあるほど、購買率は上がります。
試食がない限り、お客様は初回購入を味ではなくその他の情報で決めます。
その情報でお客様の気持ちを動かすことができるかどうかが初回購入の勝負です。
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