先日、とある商工会の経営指導員さんとお話をしました。
その商工会さんは、会員である地元食品メーカーさんの業績向上に貢献しようと、東京で開催される展示会のブースを押さえてメーカーさんに出展してもらう機会を作っているとのことでした。
しかし、指導員さん曰く、展示会に出展する前から「どうせウチの商品の良さをわかってもらえない」と思って出展されている方がいるとのことでした。
会期中に名刺交換をしたバイヤーさんをフォローして、成約に結びつける活動をしない方もいるし、そもそもやり方がわからなくてできていないという方もおられるそうです。
上のようなことが繰り返されれば、いずれメーカーさんは展示会に出展しなくなり、営業の機会を失うことになります。
商工会さんも、出展者を募っても応募がなくなり、その取り組みを終了することになってしまいます。
どう考えても、展示会は最も効率の良い営業機会だと私は思います。
なのでそれを放棄するのはあまりにもったいないです。
失敗するたびに人は「どうせやってもダメ」と、失敗グセがついてしまいます。
逆を言えば、成功体験を積み重ねると、ドンドン気持ちが乗ってきて、着実に成果を積み上げられるようになります。
では、成功体験を積むためにどうするか。
それは、成功している人から学ぶ、またはサポートしてもらうことです。
例えば私は、「地域商社KISHU ZOE」として多くの展示会に出展していますが、たくさんのバイヤーさんにブースにお立ち寄りいただいて、バイヤーさんからご注文いただけるよう、様々な策を講じています。
・1ヶ月ほど前から、出展する展示会で何を推すかを考え、ブース設営のデモを作る
・配布するチラシやブースで使う販促物を作る
・出展3週間前にメルマガにて、展示会に出展する旨の動画を配信する
・出展1週間前に、いよいよ1週間後ですのメルマガを配信する
・前日のブース設営後、ブースの写真を撮って「こんなブースです」のメルマガを送る
・ご挨拶したバイヤーさんにその日のうちに御礼メールを送る
・ご挨拶したバイヤーさんのメールアドレスをメルマガ登録する
・会期後3営業日以内に商談したいバイヤーさんに電話する
・会期後1ヶ月以内で商談(直接訪問またはオンライン)のアポをとる
以上により、当社は展示会出展で成果を着実に上げています。
そんな私からのご提案です。
展示会出展事前セミナーを企画して、ぜひ私に講師をさせてください。当社が展示会出店に際してやっていることを具体的にお話します。
専門家として私を食品メーカーさんに派遣してください(地元の和歌山では、商工会エキスパートバンクの専門家として登録しておりますのでご指名いただけます)。そのメーカーさんに合った展示会出店戦略をご提案します。
展示会の事前準備から当日運営で当社スタッフを派遣するサポートするサービスなども行っております。何から何まで全部やれます。
成功している人から学ぶ、またはサポートを受けて、とにかく会員さんに成功体験をしていただきましょう。
そして、会員さんがもっと展示会に出展したい!もっと営業したい!とノってくるようにしましょう。
人はノってる時が最強なのです。
そして、そんな会員さんを多数輩出し、最強の商工会さんになってください!
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