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以前、ある老舗食品メーカーさんから相談を受けました。


販路拡大に苦戦しているというご相談でした。



そのメーカーさんの商品カテゴリーは昔から存在するものですが、需要がどんどん減ってきて、メーカーさんの数も年々減っています。


そのメーカーさんは昔からカタチを変えず現在に至っていて、地元に根強いファンは一定数います。


ただ販路拡大となると、競合の商品と比べてポーションが大きくて上代が高いことと、賞味期限の短さがネックになっています。



ファンもいる商品なので、メーカーさんからすれば既存商品で販路拡大できるのが当然一番良いわけですが、それが難しくて苦戦しておられるのですから、新たな商品の投入をすべきだとお伝えしました。


他社の同商品を見ていると、ポーションが小さ目の買いやすい上代で賞味期限も比較的長い商品が存在しています。


生き残っている商品がそのような商品なわけですから、そういう条件に寄せながら、かつ魅力ある企画の商品を生み出していく必要があるわけです。


上代が少し高いのは、パッケージやネーミングや販促物で商品価値を訴求すればカバーできます。



変わらないことは安定ではありません。むしろ不安定です。


どんなジャンルのメーカーさんでも、変わっていくことでしか発展の道は切り開けません。




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