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自社の商品を販売してもらいたいと思うお店には、私は直接電話をして商談のアポイントを取ります。


代表の番号に電話をかけて、自社がどういう会社かを簡潔に伝え、仕入れの担当者さんを繋いでもらいます。


新商品の取り扱いを全く検討していない販売店さんだと、そもそも担当さんに繋いでくれないことも稀にはありますが、大概は電話を代わってくれます。


そこであらためて自社がどういう会社かを伝え、商品をご提案したいので、御社まで参りますので商談の機会をいただきたいのですがと伝えます。


するとほとんどの担当さんは、いいですよと言ってくださいます。


いいですよと言ってくださる確率は、私の肌感覚では90%です。


10%は、時間が取れないので商品サンプルを送ってもらえますかなどと言われる感じです。



この世界に参入したての方だと、そもそもどう電話をしてアポを取れば良いかわからないと思いますが、アポをとる電話の内容は上でお伝えしような感じです。


商談のアポイントを取れる確率が私の感覚では90%と極めて高いので、とにかく電話をしてアポイントを取ってみてください。



私からすると、保険の営業などの方がハードルがとても高いなと感じます。


保険の営業でしっかり結果を出しておられる方を見ると、本当にすごいなと尊敬します。


それに比べれば、食品の営業で販売店さんのアポイントを取ること自体はハードルが低いので、どんどんチャレンジしてほしいです。



ただし、商談のアポを取ることと注文をもらうことは全く別です。


商談の席で商品の説明をした上でその場でまたは後日注文をもらえるか否かは、商品自体が面白いと思ってもらえることと、掛け率・ロット・賞味期限などの先方が持つ諸条件に合うかどうかで判断されます。


面白いと思ってもらえることと諸条件は、初めの一歩である商品の企画開発段階で決まることなので、その時の精度で注文をもらえるかどうかがほぼ決まっていると言っても過言ではありません。


もしその商品をたくさんの販売店さんと商談しても注文があまりもらえないのであれば、初めの一歩の商品企画開発、つまり商品リニューアルに戻ればよいわけです。


評価を受けなければ、このまま進めるべきか戻すべきかの判断すらできないので、とにかくたくさんの販売店さんに90%の確率でアポを取れる商談をおこない、良くも悪くもたくさんの評価をもらってください。

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