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昨日、JETRO和歌山さん主催の個別商談で、中国の商社さんとアメリカの小売店さんとの商談に行ってきました。


輸出の商談をするのは実は今回が初めてです。


輸出には以前からとても興味があったので、楽しみにしており、とても初々しい気持ちで臨みました。


事前にJETROさんから当社の取扱商品の共有はされていて、興味がある商品を教えていただいてたので、それらの商品のサンプルを持っていきまいた。



中国のバイヤーさんに興味を持っていただいたのは飴など、アメリカのバイヤーさんは缶詰などでした。


どちらのバイヤーさんも、求めておられた賞味期限は1年以上でした。


輸出になると、商品が到着するのに様々な問題が発生することがあるようです。


アメリカのバイヤーさんは、コロナの時、日本から商品が到着するのに8ヶ月かかったと言っておられいました。



賞味期限1年と聞いた途端、私の頭のスイッチが入りました。


持参していた実物サンプルの中には、1年未満のものも多くあったので、まずそれを除外しました。


次に、賞味期限1年以上の当社商品を、カタログを見ながら説明し、商談会後に会社へすぐ戻ってその商品のサンプルを持って再度会場へ行き、バイヤーさんに渡しました。



先方が持つ与件さえわかれば、その与件に合ったものを提案する。


その与件を引っ張り出すのが商談の場所であるとあらためて感じました。



この商談会に参加していなければ、賞味期限1年以上欲しいという要望を知ることはなかったでしょう。


輸出をすでにバリバリやっておられる方なら、そんなの当たり前だよと思われるかもしれませんし、もっと短くてOKなところもあるよと思われるかもしれません。


実際、すでに輸出をされている先輩方に、詳しいお話を何度か聞いたことがあります。


しかし当事者としては、自分の目の前で発せられるバイヤーさんの声を実際に聞いて、自分の生の知識を得ていくことこそ大切であると思います。


これは、国内の展示会に一度も出たことのない方や、営業に一度も行ったことのない方にも同じことが言えます。



今回の商談会で、私は賞味期限1年以上の商品を探しておられる海外のバイヤーさんが存在していることを知りました。


であれば、商品プロデュースを仕事としている私とすれば、マーケットインの発想で、その賞味期限を確保しながら、その国の趣味嗜好に合った商品をゼロから作り出せば売れるんじゃないかとワクワクします。


バイヤーさんの生の声を聞きながら、こちらがどう変化するか。


これは国外でも海外でも同じだなと感じました。


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