先日、とある販売店さんから初めてご注文をいただき、納品に行ってきました。
ご注文いただいた商品は10品、行くと陳列する台を空けてくださっていました。
どの商品をどこに置いて、POPをどこに設置して、お客様の視認性をいかに上げるかを考えながら陳列を行いました。
陳列を終えると、あることに気づきました。
下の写真のように、台の下に何も貼られていない部分がありました。
この台の下は、入り口から入ってすぐに目につく場所です。
すかさず店長さんに、「この台の下に合うサイズでPOP作って貼っても良いですか?」とお聞きしました。
店長さんは、「そんなことまでしてくれるんですか!でしたらデータ送ってくださったらウチで印刷して貼っておきますよ!」と言ってくださいました。
当社にはPOP作成を担当しているスタッフがおりますので、そのスタッフに早速連絡しました。
スタッフが迅速にデータを作ってくれて、メールでデータをお送りしたのがその1時間後。
データをお送りした旨を伝えるためにお電話したら、「もうできたんですか!」と驚いておられました。
まず、この台の下にPOPを貼れるスペースがあると気付けるのは、自分自身で納品陳列に行ったからこそです。
これがもし商品を発送して販売店さんにお任せしたとしたら、この台の下にPOPを貼れるスペースがあると気づくのは、後日販売店さんを訪れた時になります。
販売初日からできる限りの初速をつけるために、自社商品のコーナーでできる販促を最大限におこなう「売り抜く力」をフルに発揮するようにしています。
初回納品した商品が売れなければ、いずれ賞味期限がやってきて販売店さんにとってロスになり、もう2度とその商品を注文されることはありません。
メーカーさんとしては、何度も繰り返しご注文いただきながら、注文頻度が上がってくることが目指すべきところです。
たくさんの商品が並ぶ販売店さんの中で、いかに自社商品を目立たせるか。
そのためにできるだけ大きい販促物を掲げる。
その可能性を陳列しながら探り、行けそうなら責任者の方にその場でご提案して許可をいただく。
作ればできるだけ早く製作して設置し、商品の回転率が上がることに貢献させる。
とにかく「売り抜いて」、まずは2回目の注文を早々にいただけることを目指してください。
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